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@dicegeistのlog

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発達障害を抱えて生きること、あるいは、自分自身になっていくこと

前の記事では、「発達障害」という考え方を、どうやって子どもや自分自身のこととして見ていくかという話を書きました。 こんどの記事は、そうした発達障害を抱えたままでどうやって生きるか、という話です。 発達障害を抱えた子ども・大人が成長するとはど…

わが子の発達障害特性を考えることと、自分自身の発達障害特性を考えること、障害を「受容」すること

前の記事では、社会的、大局的な話をかきました。 この記事は、個人のレベルでの話を書きます。 「発達障害」という言葉は、使う人・文脈によって大きく色合いを変えます。 特に、①わが子の将来に関する「不安」の象徴のように使われるときと、②大人の方がこ…

「発達障害」という考え方を持つことについて

(過去のTwitter投稿をあれこれとりまぜ加筆)「発達障害」ということについて、「昔はそんなものなかった」「わざわざ障害児扱いをしている」「できるはずのことを甘やかしている」というようなことを言うひとがいます。少なからずいます。でも本当は、発達…

子どもの気持ちの切り替えのために「叱る」ことについて

(Twitter連投にちょっと加筆修正。) ※Twitterでフォローさせていただいている まうどんさん(@mauzoun)がステキなマンガを描いてくださったので、「文字よりも絵!」という方は、ここから飛んでくださいな。 止めること・叱ること | マンガ蒲田家★定型外…

子どもの気持ちの切り替えのために「寄り添う」ことについて

(Twitter連投にちょっと加筆修正。) ※Twitterでフォローさせていただいている まうどんさん(@mauzoun)がステキなマンガを描いてくださったので、「文字よりも絵!」という方は、ここから飛んでくださいな。 わがまま?聞き分けがない?大人が子どもに「…

体罰に依存しないで済む特別支援教育であってほしい

(Twitter連投より)www.sankei.com このニュースに関して、「生活上のしつけをしただけなのに体罰だなんて!」「特別支援学級で体罰無しでの指導なんて夢物語」との旨を書いている人たちがいました。「こぼした麦茶を拭かせた」ことが体罰とされたんじゃな…

ストーリーとして語ること、問題を見つけ出すこと、自分から察することについて

(以前のTwitter連投より)傾聴ということの狙いのひとつは、こちらが邪魔をせずに話を促すことで、その人の中でモヤモヤとしているイメージの言語化、整理がされるようにしていくこと。 否定的に割り込むとそれへの反論を組み立てる方向にシフトしてしまう…

障害を抱えた人の「努力」のための「理解」について

(Twitter連投より)発達の凸凹がある・障害があるってことは「努力しないでいい」ではないし、「努力することが無駄」でもない。 気にとめるべきなのは、「努力すれば必ずできる」でもないし、「できないのは努力が足りないから」でもないということ。 努力…